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ジャン・マルク・ルイサダ&堀米ゆず子

先週トッパンホールで行われたルイサダと堀米ゆず子のコンサートに行ってきました

プログラムは前半が
モーツァルト ヴァイオリンソナタ第40番 B-Dur 
ブラームス ヴァイオリンソナタ第3番 d-moll

休憩を挟んで
プロコフィエフ ヴァイオリンソナタ第2番 D-Dur

今回ルイサダはソロ・コンチェルト・デュオと
毎回異なったコンサートを開いているようです

私は丁度休みが取れた日を選んだので
たまたま堀米さんとのデュオになりました

初めにお断りしますがぎりぎりにチケットを取ったので
一番後ろの席で音響的に悪かったと言うことは有ります

まず1曲目のモーツァルトは残念ながらピアノとヴァイオリンがちぐはぐな感じ

実はコンサートの前に堀米さんのモーツァルトに関する文章を目にしていて
どんな演奏なのか興味を持っていたのですが
私にはこの曲をどう弾こうとしているのか良く分からず
そこに来てルイサダのモーツァルトは「えーそこでそう弾くか!?」
という予想通りの彼らしい演奏で
やはりモーツァルトでロマン派のような溜めを使われると
違和感で素直に曲が入って来ませんでした

それは単に解釈や個性と言った種類の問題ではなく 
まるでショパンを弾く時のやり方を(全編ではないですが)
モーツァルトでも行ってしまっていると言う感が拭えず
私的にはどうにもしっくりきません
なので堀米さんがルイサダに引きずられているように聴こえてしまいました

また意図してピアノの蓋が全開だったのでしょうが
音量的なバランスも余り良いとは思えず
なおさらちぐはぐな感じが。。。

2曲目のブラームスは大分落ちついて聴けました

休憩を挟んでプロコ

特に期待していなかったのですが
これはとても良かったです
双方とも自分のパートに非常に集中していていながら
常に相手の演奏を損なったり出すぎたりすること無く
曲を構築して行く緊張感の有る良い演奏でした

やはりアンサンブルを聴く醍醐味は
(基本的なことですが)ピアノが伴奏として合わせるのでもなく
かといって自己主張のみでもなく
バトルをしながら互いの良さを引き出して行く過程を聴く事に有るように思います
でも意外とこういう演奏って少ない気がします
その点で1+1が2では無く10になるようなアンサンブルとして面白い演奏でした

アンコールはやはりピアノがルイサダだということを考慮してか
ピアノ伴奏がメイン?と言ってもいいほどのモーツァルトのソナタを弾きました
うー作品番号忘れた (前に弾いたことあるのに)
ええと変奏曲になっている作品です(今 手元に楽譜が無いので思い出せません)

最後は定番ドボルザークのユモレスクで終わり

コンサートとは全く関係ありませんが
隣に座ったおじいさんは一見普通の見かけなのですが
良く観るとジャケットのポケットからトイレットペーパーが10cmほどはみ出しているのです
・・・・・思わず目が点になりました
そして始まる前にずっと席で立っていて変だなあと思っていたら
会場が暗くなると同時に「すみませんすみません」と言いつつ
我々のひざにがんがんぶつかりながら無理やり出て行き
何をするのかと思えば 空いている席に移動
休憩の後も同じ様にさらに 別の空いている席に移動してました
まあこういう人もいるかなとは思いますけど
もう少し静かに移動して欲しい物です



# by muha_pi | 2006-12-02 20:54 | Musik-音楽

買い物嫌い

苦手な物が沢山ある

整理整頓が苦手
料理が苦手
お風呂も苦手
お味噌汁も苦手
人と話すのも苦手だし
ピアノも苦手

中でも買い物がとても苦手

何かを買いに行っても 大抵一度では買えないことが多い
高価な物を買う時に悩むのならまだいいのだが
100円ショップでタッパー一つ買うにも30分位悩んでしまうのだ

先日も羽毛布団を買ったので(これも予算から言って
一番安いのを買うしかないので悩む余地は無いのだがそれでもしばし考えた)
掛け布団カバーを買いに行ったのだが 気に入ったものが無い
でも枕カバーと掛け布団カバーとベッドシーツがお揃いで
しかも安価な物はそのお店くらいしか無いので 
「ここで決めねば!」と自分を奮い立たせて(ってそれ程のものじゃないんだけど)何とか二種類の柄を選んだ

さあ ココからが大変 
今 私の部屋にはカーテンとベッドとラグしかない
カーテンはベージュ
ラグはグリーンを基調にした植物の柄
ラグに合わせるとグリーンの大柄な花の模様の方が合う気がするし
でも買おうと思っているダイニングセットの椅子が赤なので
赤が入っている柄のほうがアクセントになっていいかも
でもこの赤い方の枕カバーは柄が余り良くないし
グリーンのお花のほうは生地が良さそうだなあ

これを頭の中でえんえん繰り返して考えてしまうのだ
二つの商品が少し離れたところに有ったので
店内を行ったりきたり

何分悩んでいたか分からないくらい
この日はそれでも何とか決めて帰ってきたので
いいのだけれど 大抵は買わずに帰ってきてしまう

一時は酷くなるとたかがスーパーに買い物に行くだけなのに
家を出たはいいけれど どのスーパーに行くか決められなくて
どこにも入らずに街をぐるぐる回ってしまったりしていた
こうなると自分でも もう病気だとしかいいようがない

こうして過ぎていく時間のいかに無駄なことか

友人は「あなたのその何にでも拘って選ぶところがいいところよ」
と言ってくれるが 一緒に買い物に行くと
「あなたがこの店で買うまでは お店を出ないからね」(←私の性格を良く知っている)
と言って私を脅す(笑)

もともと勝気で自分の意見をはっきり言うタイプだったのに
いつからこんなに優柔不断になってしまったのかしら
こんなんじゃ私の人生200年有っても足りない

もしかすると一番苦手なのは生きることなのかもしれないな



# by muha_pi | 2006-12-01 02:52 | 独り言

サイレントピアノ

先日我が家に来たピアノにはサイレントが付いています
アコースティックのピアノに機械を取り付けて
電子ピアノみたいにヘッドフォンで弾けるあれですね
これが有れば24時間いつでも弾けます
(でも音は出なくても 鍵盤を叩く音は結構大きいので夜中は弾けませんけど)

どういうしくみかというと ピアノの中に取り付けたセンサーがどの鍵盤をどの位の強さで弾いたかを感知して電子音に変えてヘッドフォンから聞こえる こんな感じです

正確には・・・というものだと思っていました

まあ大体は有っていたのですが 
一つ違ったことは音源がフルコンなんです!
私はてっきり電子ピアノみたいな作られたピアノの音が出てくるのかと思ったら
ヤマハのフルコンサートピアノの音がはいってるんですよ
しかも普通に人が調律した音が音源になっていて
まあ気持ちいいこと!

でも音は良くても演奏まではカバーしてくれませんでした
(音が良いだけにかえってボロが目立って・・・とほほ)



# by muha_pi | 2006-11-29 23:41 | 独り言

ピアノが来た

本日ピアノがやってまいりました

私の住んでいるマンションにはEVが無いので 
クレーンで吊って貰って窓から搬入
それでも3人がかりでした

昔ウィーンでピアノを入れて貰ったときは
二人でなんと3Fまで階段で運んでくれて(EVも有ったけどなぜだか階段だった) 
余りのパワフルさに感動してチップ渡すの忘れた(汗)
ごめんね~あの時のお兄さーん~

さて ピアノが入ったら途端に部屋が狭くなりました(悲)
当たり前だけど(笑)

そしてピアノが入っただけで部屋の空気ががらっと変わってしまいました
昨日までは「生活」をする空間だった部屋が
入った途端に「ピアノ」の部屋になりました

ピアノの無いほっと一息つく空間を失ったのが寂しい気もするし
でも弾きたい時にすぐ弾けるというのも嬉しいし
うーん 微妙だわ



# by muha_pi | 2006-11-22 23:01 | 独り言

『伊東豊雄 建築 新しいリアル』展

『ベルギー王立美術館』展を後にして 初台へ
最近はコンサートでより美術展でオペラシティに行くことが多い気が。。。

それはともかく
中庭では丁度クリスマスツリーの飾りつけをしていました
結構な大きさです 
でも最近はどこでもデコレーションをしているので
余り驚かなくなりましたね

さて展覧会ですが 伊東豊雄の作品と言えば仙台メディアテークがパッと思い浮かびます
最近では表参道のトッズのビルとか
丁度ヒルズの向かいくらいだったかな

彼の年表と共に添えられた本人の文章がとても興味深かったし
全体に楽しめた展覧会でしたが 専門的なところは全く分かりませんでした(笑)

観に来ているお客さんは建築に携わっている人が多いみたいで
より楽しんでいるようでちょっと羨ましかったりして

『伊東豊雄 建築 新しいリアル』展_f0040685_0304057.jpg
中でも福岡のアイランドシティに有る《ぐりんぐりん公園》はすごく面白そう
私もぐりんぐりんしてみたい!

スパイラルな構造で 
地上を歩いていたはずなのにいつの間にか屋上に行ってしまうみたいな感じを
実際に体験してみたいですね

大規模なランドスケープと一体になる構造で 
月日が経つにつれ どんどん建物が風景に溶け込んでいくんだろうなあ 
と想像すると急いで行かなくてもそれはそれで面白いかも

でもこれも遠いなあ(←九州に行ったことのない人)



# by muha_pi | 2006-11-22 00:31 | Archtektur-建築

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by muha_pi
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