天使と悪魔
読み終わりました ダン・ブラウン著『天使と悪魔』
『ダ・ヴィンチ コード』のラングドンシリーズの第1弾に当たる作品です
ハーバード大学で宗教象徴学を専門にする主人公のラングドンがセルン(欧州原子核研究機構)の科学者の死によってイルミナティと呼ばれる反教会組織とバチカンとの攻防に巻き込まれていくというお話です
セルンから盗まれた反物質が爆発するまでタイムリミットは数時間 そしてそれがコンクラーベ(数年前 日本のニュースでも「コンクラーベ」というネーミングが日本語に似通っているせいもあり大分取り上げられていましたね)の当日であると言う絶妙の設定 4人の枢機卿が1時間毎に処刑されるという2重のタイムリミットも有って物語は否応もなく進んでいきます 真の裏切り者は誰なのか考える暇も無く読んでしまいました 多少ご都合主義的な展開も無きにしも有らずですが良く出来た本だと思います 翻訳も読みやすいし 上等のエンターテイメントを読みたい人にはお勧めです 巻末に主人公がハリソンフォードを彷彿とさせると有りましたが確かにインディ・ジョーンズの世界に良く似ています(必ず相棒に若くて美人でちょっと気の強い女性がいるとか) まあ実際にはハリソン・フォードではちょっと年を取り過ぎているのでトム・ハンクスになりましたが。。。もうすぐ公開ですね これシリーズ化されるのかなあ 私は映画を殆ど見ないので多分見に行くことは無いとは思いますがどんな風に出来ているのかは興味が有ります ラングドンシリーズは第3弾が発売されているのでついまた買ってしまうかも。。。あーあ文庫で十分なんだけどなあ
by muha_pi
| 2006-04-27 00:43
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